2025年11月12日【御在所ロープウェイ×日帰り温泉】紅葉のあとに癒される、寿亭の立寄り湯

【紅葉の名所、御在所ロープウェイを訪れたあとは】

秋の湯の山温泉は、まさに色彩の季節。
御在所岳一帯の木々が赤や金に染まり、
山全体がひとつの絵巻のように輝きはじめます。

中でも「御在所ロープウェイ」は、秋の観光の中心。
全長2,161メートル、標高差780メートルを結ぶ空の旅は、
眼下に広がる紅葉のじゅうたんと遠く伊勢湾までを望む絶景。
日本有数の紅葉ロープウェイとして知られています。

そして、その観光をより深く楽しむためのもうひとつの“ご褒美”が、
湯の山の老舗旅館「寿亭（ことぶきてい）」の日帰り温泉。

紅葉を満喫したあとに立ち寄ると、
旅の余韻をそのまま温泉のぬくもりに溶かし込むような、
静かな癒しの時間が待っています。


【登山や紅葉散策のあとに沁みる、極上の湯】

御在所岳の登山道やロープウェイ周辺を歩くと、
思いのほか身体が冷えるもの。
そんな時にこそ味わいたいのが、寿亭の温泉です。

湯の山温泉の源泉は、アルカリ性単純温泉。
肌あたりが非常にやわらかく、入った瞬間に“湯の質の違い”を感じられます。
なめらかな湯ざわりが肌を包み込み、
長く浸かっても疲れにくく、湯上がり後はすべすべとした感触に。

特に秋口は空気が冷たく乾く季節。
この湯の“保湿力”と“湯冷めしにくさ”がうれしい特徴です。

露天風呂に出れば、御在所岳の山並みが正面に広がり、
湯けむり越しに見える紅葉が、まるで額縁に切り取られた絵画のよう。
湯と風と紅葉が一体になる瞬間、
誰もが自然と深呼吸をしたくなります。


【「旅館の温泉」にしかない、静けさと品】

寿亭の日帰り入浴は、ただ“お風呂に入る”体験ではありません。
館内に足を踏み入れた瞬間から、
木の香りと畳のぬくもり、そして女将や仲居の柔らかな挨拶が迎えてくれます。

日帰りでも、宿泊と同じように整えられた空間で過ごす時間は、
まるで短い滞在のような心地よさ。
湯上がり処で季節の和菓子とお茶をいただけば、
疲れた身体も心も、やさしくほぐれていきます。

観光地を巡る忙しさの中で、
“ひと呼吸おける場所”があることのありがたさ。
それを感じられるのが、寿亭という宿の魅力です。


【日帰り温泉＋ランチで叶う、半日プチ贅沢旅】

「日帰りでも、旅館の味を楽しみたい」──
そんな声に応えて、寿亭では温泉＋昼食付きプランも用意しています。

昼食は、季節の御膳から本格的な会席料理まで。
松阪牛の陶板焼き、旬魚のお造り、秋野菜の天ぷらなど、
“宿の味”を気軽に堪能できる内容です。

温泉→昼食→休憩、または昼食→温泉→カフェ休憩など、
自分のペースで過ごせるのも日帰り旅の魅力。
小旅行やドライブデートの立ち寄り先としても人気があります。

また、個室利用や貸切風呂付きプランを選べば、
静かに過ごしたい方や、ご家族連れにも安心。
“宿泊しなくても、旅館時間を過ごせる”という新しい旅のかたちです。


【紅葉と温泉をつなぐ、秋の贅沢ルート】

湯の山温泉の魅力は、「自然と温泉の距離の近さ」。
御在所ロープウェイ駅から寿亭までは徒歩圏内。
紅葉を楽しんだあとの立ち寄りにも最適です。

おすすめの過ごし方は、
午前中にロープウェイで山頂まで登り、
昼過ぎに下山して寿亭でランチ＆温泉。

御在所の紅葉を“観る旅”から、“感じる旅”へ。
湯に浸かりながら見上げる山々は、
さっきまで歩いていた風景とはまた違う美しさを見せてくれます。

その体験の積み重ねが、
「また来年も湯の山へ行こう」と思わせてくれるのです。

旅の締めくくりは、静かな湯のぬくもりで

紅葉の名所・御在所岳を訪れた帰り道、
少しだけ足を延ばして寿亭の湯に浸かる。
それだけで旅の印象がまるで変わります。

観光の高揚感が静けさに変わり、
身体に残る疲れがすっと抜けていく。
湯けむりに包まれるそのひとときが、
旅の記憶をやさしく締めくくってくれるのです。

※日帰り入浴の利用時間・料金は、季節や混雑状況により変動いたします。
ご利用前に公式サイトで最新情報をご確認ください。
※紅葉の見ごろは例年10月下旬～11月中旬頃です。

秋の湯の山で、“立ち寄るだけで満たされる旅”を

日帰りでも、温泉に浸かるだけでも、
寿亭の空気に触れるだけで感じられる、上質な時間。

湯の山温泉は、ただの観光地ではなく、
“日常から一歩離れるための場所”です。

紅葉を見に訪れたあなたへ。
せっかくなら、その余韻を湯のぬくもりで締めくくってみませんか？
短い滞在の中にも、旅の豊かさはちゃんと宿っています。

秋の御在所観光のあとに、寿亭の日帰り温泉でひと休み。
心まで温まる秋の立ち寄り旅を、ぜひ。