2025年11月05日【松阪牛と秋懐石】美食の湯宿・寿亭で味わう、実りの秋の贅沢
【実りの秋、湯の山で“味わう旅”を】
秋風が山を渡り、御在所の木々が少しずつ色づきはじめる頃。
湯の山温泉は、一年の中で最も豊かで、最も美味しい季節を迎えます。
自然が色づき、空気が澄み渡るこの季節。
五感が冴えわたる秋だからこそ、食の魅力がいっそう際立ちます。
そして、この地で「味わう旅」を叶えてくれるのが、老舗旅館・寿亭です。
創業百年を超える寿亭は、代々受け継がれてきた“もてなしの心”と、
地の恵みを最大限に生かす料理で知られる湯宿。
山の静けさに包まれながら、旬を味わう一夜は、心と体をゆっくりと解きほぐしてくれます。
【三重が誇る名産を、一椀一皿に込めて】
寿亭の秋懐石は、まさに“実りの芸術”。
料理長が丹念に選び抜いた地元の食材が、一皿ごとに季節の彩りを描きます。
主役は、三重が世界に誇るブランド牛・松阪牛。
霜降りの繊細な脂がとろける陶板焼きは、ひと口食べるたびに旨みが広がり、
香ばしい香りが食欲をくすぐります。
また、特製の割下で仕上げたすき焼きや、しゃぶしゃぶも人気。
旅先での“ご馳走時間”にぴったりです。
さらに、伊勢湾から届く新鮮な魚介、菰野町で採れる旬野菜、
秋の味覚・松茸や銀杏を使った土瓶蒸しなど、地の恵みを丁寧に調理。
「温泉旅館の夕食」という枠を超え、
まるで料亭のような繊細な世界が広がります。
【目にも舌にも美しい、秋の食卓】
寿亭では、味だけでなく“目で楽しむ美”も大切にしています。
志野焼や萬古焼など、三重ゆかりの器を使い、盛り付けはまるで一枚の絵のよう。
小さな器の中にも、季節の風情と物語を感じることができます。
例えば、前菜には紅葉の葉をあしらい、
南瓜や栗の色味が秋の夜を照らすように配置される。
照明を落とした個室で、料理の色彩が浮かび上がる瞬間は、
まさに“食の舞台”そのものです。
一品ごとに運ばれるたび、
お客様の「わあ、きれい」という声が自然とこぼれる──。
その時間の流れが、旅館ならではの贅沢です。
【湯上がりに、秋を感じる一杯を】
露天風呂で紅葉を眺めたあとは、
湯上がり処でゆっくりと地酒を一献。
三重の名酒「作(ざく)」や「瀧自慢」、
あるいは地元ワイナリー・朝日町ワインなど、
料理との相性を考えてセレクトされたお酒が揃います。
特に秋限定の「ひやおろし」や「新酒」は、料理長おすすめの逸品。
やわらかな香りと旨みが、松阪牛の脂を上品に包み込み、
懐石の余韻をより深めてくれます。
“湯上がりの一杯”が、秋の旅を完成させる瞬間です。
【個室で過ごす、夫婦二人の“静かな贅沢”】
秋の寿亭は、夫婦旅やカップル旅に特に人気の季節。
紅葉を眺め、温泉に浸かり、美味しい料理をゆっくりと味わう──
そんな時間が、何よりも贅沢だと感じる方が増えています。
館内には、個室料亭や部屋食対応の客室もあり、
まわりを気にせず、二人だけの会話を楽しむことができます。
記念日や誕生日には、花束やケーキなどのサプライズ演出も可能。
「静かに、豊かに、特別な夜を過ごす」ことが叶う宿です。
【食の時間が、旅の記憶になる】
おいしい料理は、単なる食事ではなく、旅そのものを思い出に変える力を持っています。
湯の山温泉の秋に吹く冷たい風、
湯けむりに包まれた露天のぬくもり、
そして食卓に並ぶ旬の香り──。
そのすべてが重なって、
“秋の寿亭”という物語が完成します。
静かに時が流れる空間で、季節と語らうように食を楽しむ。
そんな丁寧な時間を、ぜひ体験してください。
※季節の献立内容は仕入れ状況により変更されます。
最新情報は公式サイトにてご確認ください。


